好きの宝箱

好きなものを布教するため激重長文を投下します。

深夜の高速のパーキングで人間観察

仕事やプライベートがしんどい時、よく夜中にドライブに行きます。

一般道じゃなんだかつまらないというか、日常感が抜けないところがあるので、多少の非日常を求めて高速に乗ることが多いです。

大都会の光の中を首都高で駆けたい時もあれば、真っ暗闇の田舎道を走りたい時もありますが、そこはまあその時の気分次第。

 

それで、途中で休憩のためにパーキングに寄るわけですが……自分、喫煙所で煙草をくゆらせながら人間観察するのがめっちゃ好きで。

意外とね、人いるんですよ。深夜のパーキングって。もちろん場所にもよるけども。

 

昼間は……どういう言葉で表現するのが適切か分からないですが、人がいても別に普通じゃないですか。ああ、仕事とかドライブとか旅行とかで寄ったんだね、っていうのが分かる。

人間の多くは昼間に活動しているのだから、別に変じゃない。それはそう。

 

対して夜中は本来寝ているはずの時間。

それも近所のコンビニとかじゃなくて、高速のパーキングですよ。相応の理由がなければわざわざ来ない場所であり時間帯。

少なくとも自分は「仕事やプライベートがしんどい」という事情を抱えて来ているわけで、じゃあ他の人はどんな事情があるんだろうな、っていうのが気になってくる。

 

ああ、あいつは自分と同じで深夜に駆け出したくなっちゃったんだなとか、あそこの家族は帰るのが遅くなって子供がぐずりそうになってるなとか。

あのおっちゃんはたぶん仕事だな、運送業、休み少ないもんな、いつもありがとうございます、みたいな。

自分と同じく非日常的な時間を過ごしている人もいれば、仕事という日常を過ごしている人もいる。

いろんな事情というか背景の人が集まっているから、ついつい観察してしまう。

 

で、他人の事情を好き勝手に想像しているうちに、あれ、何悩んでたんだっけ?ってなって帰路につくのがいつもの自分。

 

特にオチもないんですけど、深夜の高速のパーキングはいろんな人がいて面白いよって話でした。人間観察抜きにしても夜のドライブは道が空いてておすすめです。

これからの時期は夜中でも寒くないので、思い詰めた人はぜひ試してくださいな。